ヨガ先生インタビュー第3弾はとってもチャーミングなYUKI先生!

TOM(left) with ashtanga yoga teacher Yuki @IYC Omotesando Tokyo
ヨガ先生インタビュー第3弾はとってもチャーミングなYUKI先生!
(チャーミングの語源はCharm:魔法をかける)そんなYUKI先生の魔法(チャーム)の秘訣をお伺いしてみました!
TOM: 本日はよろしくお願いいたします。
YUKI: こちらこそよろしくお願いいたします!
クラスでは生徒さんと一緒に練習している感じになる
TOM: 僕はYUKI先生の前後のクラスを担当していますが、クラス後の生徒さんが兎に角、元気!目がキラキラしているというか、エネルギッシュというのが毎回の印象です。これはヨガ、若しくはアシュタンガヨガ(Ashtanga Yoga)、若しくはYUKIさんのクラスに何かしらのマジックがあるのでしょうか?
YUKI: 笑!そうなの!先日も10年アシュタンガヨガ練習されている方がたまたま私のクラスに来てくださいましたが、「色々クラス見てきたけど、こんなクラス初めて!エネルギーもらった!」と仰ってくださいました。「満喫した!」「生き返った!」「若返った!」とかよく言われます!
TOM: アシュタンガは勿論、YUKIさんにマジックがありそうですね!是非、秘訣を教えてください!
YUKI: そうそう!笑!何だろう?!考えたことはないけど、教える時は生徒さんと一緒に練習している感じになるの。終わった後に達成感を私も感じるの!みんなとエネルギー交換をしてるよ!
TOM: 確かにスタジオと生徒さんとの一体感が感じられます!
全部「縁」でつながってる
TOM: YUKI先生のヨガとの出会い、アシュタンガとの出会い、そして先生になられたきっかけなどを教えてください。
YUKI: 友達に勧められて、最初は気が進まなかったけど、その人が変化していったのを見て、いざパワーヨガに行ってみたら楽しくて!行った次の日から毎日通うようになったの!
TOM: それは凄い!
YUKI: そのあとすぐにパワーヨガのルーツであるアシュタンガに行ったの。どっちも好きでしばらくは両方続けてました。2005年くらいかな?
TOM: じゃぁちょうどヨガブームの走りくらいの時でしょうか?
YUKI: そうそう!すごく人も多かったからマットとかも重なりあって、汗もお互い飛ばしまくってたそんな時期。
TOM: あったあった!身体とかもぶつかり合ったりしてた!
YUKI: 私は、何さ!って感じでやり返してた!笑!喧嘩上等みたいな感じ!
TOM: 先生になろうと思ったきっかけはいかがでしょう?
YUKI: 最初はパワーヨガとIYCのバーシャ(Basia Lipska)先生のハタヨガのTTを受けました。兎に角ヨガを知りたくって!面白いことに私はアシュタンガのTTは受けてないんです。最初はインストラクターになるぞ!という感じではなく楽しいからちょっとスタジオを借りて、週に3回くらい教え始めたのがきっかけ。主にIYCやジムでヨガのクラスをしていますが、全部「縁」でつながってると感じています。
「教える」というよりも「シェア」
TOM: 縁といえば、YUKI先生のクラスやFBを見ていると生徒さんをすごく大切にされているなと。楽しそう!
YUKI: ファミリーって感じ!多い生徒さんで週5回会ってるから、家族みたいだよね!先生と生徒という立場よりもファミリー。「教える」というより、自分の練習や人生経験を「シェア」している感じ。いろんな人生経験がヨガにすごく生きてるし、何でも開けっぴろげにシェアしてる。
ヨガはスタジオ出てからもずっと練習は続く
TOM: ジムでもヨガを教えられていますが、ジムとIYC等のヨガスタジオで生徒さんに求められる内容は違いますか?
YUKI: ジムは飽くまでエクササイズ。運動して汗をかいてスッキリしたいという人が多い。メンタルはその次。ジムではメンタルから入っていきにくい。でもアシュタンガをしっかり練習している人はマットの上だけでなく、マットを降りてからも意識を大切にしている。私のクラスにはそういう人たちが集まっているし、多くの人がそうなっていってる。ジムからもどんどんスタジオに来てほしい!
TOM: エクササイズ(ストレッチ)とヨガの違いって何でしょう?
YUKI: エクササイズは例えば60分だったら、それで終わり。ヨガはスタジオ出てからもずっと練習は続く。人生のベースにヨガがあり、そしてヨガは思うままに使いこなせるツールでもあり、人生のすべてがアシュタンガヨガであることを理解して、ご飯を食べていても、歩いていても、在り方を見る練習は面白いし大切!そのためには意識的であることが必要です。
ヨガがあって、その先に何があるか、ヨガは手段
TOM: アシュタンガの初級からフルプライマリーまで教えてられますが、共通して重要視していることはありますか?
YUKI: ヨガは飽くまでツールと考えています。ヨガがあって、その先に何があるか、ヨガは手段であり使いこなせる道具。ポーズができることが目的ではなく、これをツールとしてどう幸せに生きていくか。怪我と引き換えにしてまでポーズができるようになる必要はないし。怪我をしたらしたらでそこに意味があり、追究すればよいよね。見ないふりは通用しない。そこにある幸せに気づいて、もっともっとハッピーになろうねーー!!って感じ。
TOM: YUKIさんにとって幸せなときってどんな時ですか?
YUKI: え?!いつも幸せだよー!笑!!
まるで魔法を手にしているかのような感覚
TOM: YUKIさんが以前ブログで書かれた内容についてお伺いさせてください。
「毎日いろんな実験をして新しい発見があって、その発見が心地よいものなら練習して操られるようにする。まるで魔法を手にしているかのような感覚。」
YUKI: 魔法っていうのはね、全部理由があって全ては自分が作り上げたストーリーということを理解すること。怪我もそう、出会いもそう。偶然というのはなく、何でこんなことに?ということはない。多くの人が知りたいのは、楽しい時はいいけど、例えば嫌な気分になった時。自分の外側にあるものが原因でそんな気分になったとしても、それはすべて自分が作ったストーリーを自分のフィルターを通して見ているだけだという事を理解するということ。
また、ここでいう実験というのは敢えてやらなくてよいことをやってみて、結果がどうであれ、それを見ていくそんな練習。それを日々の生活の中で試している。起こっていない事を心配することは無駄だということ、自分をもっと大切にして自分に感謝してあげて、と クラスでも伝えています。生徒さんのアーサナ見ているとその人の人生とか、その時の状態がよく現れます!
TOM: 笑!そうなんです!戦士2(virabhadrasana2)とかで前のめりになっている方とか!頑張り屋さんほど、緊張するとすぐに肩があがり、お腹が硬くなります。人生やその日の状態がアーサナにすぐ現れる!笑!心と身体がつながっている!
エネルギーがあった人がクラスに集まる
YUKI: 先生の性格や雰囲気で同じアシュタンガでもハタヨガでもクラスに大きな違いが出る。全てはエネルギーだから。私のエネルギーに合った人がクラスに集まる。時間を共にするうちにエネルギーが合ってくる。
トム君の昼のクラスはあたたかい陽だまりの中で、夜のクラスはロウソクの周りに集まってくるような調和した柔らかいクラスという印象があります!
TOM: 笑!ありがとうございます!僕のクラスではポーズの完成形に拘るのではなく、体と心を観察し、使い方(身体と心と会話)を伝えたいと思っています。楽に身体を動かすにはどうすればよいか。楽な呼吸とは?どうすれば楽しく練習できるか、意識をどこに向けるか。勿論、日常生活でもそれらをツールとして意識することで人生も楽しく楽になってきます!
幸せになるためのツールであり呼吸
TOM: 最後にYUKIさんにとってヨガとは何でしょう?
YUKI: ヨガとは人生であり、幸せを感じるためのツールでもあり、生まれた時から死ぬ時までずーっとし続ける呼吸!TOMくんは?
TOM: 僕も同じような感じですが、実践的な哲学(practical and tangible philosophy)とよく言っています。哲学とはどうやって幸せに生きるかという考え方ですから、、同じことを言っていると思います!笑!
今日はありがとうございました!
YUKI: こちらこそ有難うございました!
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