【シリーズ第4弾】ヨガの先生インタビュー:モモ (MOMO)先生

ヨガ先生インタビュー第4弾は本場志向のモモ(MOMO)先生!

TOM(right) with Authorized Ashtanga Teacher in Tokyo (Momo)

TOM(right) with Authorized Ashtanga Teacher in Tokyo (Momo)

今回は全てに於いて本場志向のMOMO先生と対談。MOMO先生はイタリアで声楽を勉強したのちにインドでヨガの修行をし、アシュタンガの正式指導資格(KPJAYI Authorized teacher Level.2)を取得された日本では数少ない先生の一人。どんなお話しが聞けるか楽しみです。

TOM: 本日はよろしくお願いいたします。

MOMO: こちらこそよろしくお願いいたします!

 

自分のヨガの練習に専念する時間

ashtanga authorized teacher momo
TOM: 早速ですが7月からMOMO先生がインドに修行に行かれる目的を教えてください。

MOMO: いつも時間の制限のあるなかでヨガを練習しクラスを持っていますが、敢えて自分のヨガの練習に専念する時間が欲しいと思い、暫くインドに行く事にしました。また今回はマイソールで始めてのオーソライズ(Authorized)とサーティファイド(Certified)の先生ためのスペシャルコースが開催されます。どの辺りがスペシャルなのか明かされていないので楽しみです!

TOM: 現在は世界中にアシュタンガの先生がいる中で、何故インドを選んで練習を始められましたか?

MOMO: それは昔お金がなかったころ、インドが一番旅費が安かったことがきっかけ(笑)!それでいてアシュタンガの一番有名な先生、当時はパタビジョイス先生がいらっしゃったので。暫くしたら居心地がよくて、何回もインドに通うようになりました。

 

アシュタンガの練習と同様に全て実践

ashtanga authorized teacher momoTOM: そもそも、アシュタンガのオーソライズ(Authorize)とはどういうものでしょうか?

MOMO: アシュタンガヨガの正式指導資格、「教えて良い」という免許であり、「教えろ」という後押しでもあります。オーソライズ時のインタビューで、「週6日、マイソールクラスを何処で教えるのか?」ということを聞かれます。

TOM: AuthorizedとCertifiedの違いを教えてください。

MOMO: Authorize はプライマリーシリーズ(Primary Series)とインターミディエートシリーズ(Intermediate Series)まで、Certifiedはアドバンスまで教えられます。Certified取得者は日本人では実は未だいないんです。

TOM: オーソライズされてから教え方は変わりましたか?

MOMO: これが変わらないです(笑)。オーソライズというシステムはTT(ティーチャートレーニング)があるわけではないんです。オーソライズされるとシャラート先生のアシスタントをさせていただきますが、アシュタンガの練習と同様に全て実践。アジャスト等細かいことを教えられるのではなく、ひたすら実践あるのみ。だからオーソライズされたはいいけど、今まで教えたことのない方とかも中にはいます。

TOM: 僕もヨガを教えていて思うのが、ヨガの練習ができることと、教えることは全く違う技術。クラスの方向性や目的を考え、生徒さんのレベルを見極めつつアジャストしたり教えるって重要だけど難しいです。

MOMO: そうそう!

 

インドという環境で練習することは意味ある

ashtanga authorized teacher momoTOM: さて、インドに話を戻させてください。インドのヨガと日本でするヨガでは違うと感じますか?

MOMO: 外的な部分でいうとやっぱりインドは暑い!湿度が100%と高い!なので身体の不調だった部分が治ったりとか、短い期間で柔らかくなったりとかという違いは感じます。またヨガはインドで生まれたので、その土壌の中で練習をすることに意義があると思います。例えば相撲を練習すのであれば日本が良いのと同じように!

TOM: なるほど!例えば、柔道とかは世界に広まって敢えて日本に来る必要はないようにも思いますが、ヨガはどうでしょう?

MOMO: ヨガは宗教かと言われると一概にそうとは言えないけれども、ヒンズー教文化とヨガ文化が相容れる部分があるので、インドという環境で練習することは意味あると思います!

 

初心者の方こそ、マイソールクラスに来ていただくとよいです!

TOM: 現代社会人は兎に角忙しく、なかなかヨガ、特にアシュタンガヨガ、マイソールスタイルを毎日練習できない!と言う方も多いと思います。そのあたりのバランスをどのようにとればよいですか?

MOMO: その人次第だと思います。でも早朝のマイソールクラス(自主練スタイル)の良いところは、起きれさえすれば、練習の時間が確保しやすい所です。夜の練習は、仕事や飲み会などに左右されがち、でも朝は他にスケジュールが左右されることがないので、続けやすいと思います。

TOM: マイソールは初心者の方が始めるには敷居が高いイメージがありますが、実際はいかがでしょうか?

MOMO: 本来は初心者の方こそ、マイソールクラスに来ていただくとよいと思います。太陽礼拝(スリヤナマスカラ)から教えてもらって、順々にポーズを増やしていくのが本来のスタイル。師匠から弟子へ一対一で技を伝授するインド式を守った練習法と言えます。ぜひ初心者の方に来てほしいです!

 

参加することに意味ある

TOM: やはり毎日ヨガを練習することは重要ですか?
MOMO: はい!オリンピックと同様に結果はどうであれ、「参加することに意味ある」と私は思います!(笑)同じ時間に同じ事をやるので、条件反射的に、毎日やっている事ができるようになります。

 

人体の計り知れない可能性を知るため

ashtanga authorized teacher momo
TOM: アシュタンガは次から次へと難しいポーズが出てきますよね。そこまでやる必要あるの?!っと思うことありますが、その辺りいかがでしょう?

MOMO: それはね、人体の計り知れない可能性のを知るために、やるんだと思う(笑)!

TOM: なるほど!僕は簡単なポーズほど意識が飛んでいきやすいので、簡単なポーズほどちゃんとやろうねと教えてます。ただポーズをとるのではなく、無意識に動かすのではなく、全てを意識的に練習していこうね!と。やっぱり基本が大切です!

MOMO: 本当にそう。どのポーズもそれっぽくする事はできるけど、チャントやるのは大変!上級者の方のほうが、スタンディングポーズとか奥深さを感じるの。トリコーナアサナとか以外にちゃんとやるのは難しい!

 

ヨガとは「溶け合うこと」

ashtanga authorized teacher momoTOM: さて、それでは最後にMOMOさんにとってヨガとは?

MOMO: ヨガとは「溶け合うこと」。例えばアジャストしてるときは生徒さんと溶け合う。練習しているときは呼吸と溶け合う。意識を向けたものとの境が薄くなりまじりあい溶け合う。そんな感じです!

TOM: 今日はお忙しいなかありがとうございました。またインドから帰国されたらお話し聞かせてください!

MOMO: こちらこそ!ありがとうございました!!
 
 
 
 
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