[考察シリーズ2] ヨガとはグラウンディング

僕はグランディングが好きだ。
グラウンディングとはしっかりと地に足が着いた状態だ。

グラウンディング。地に足がついた。

グラウンディング。ヨガで天地を感じる。

多くの人が人間は5感でできていると考えているが、そうではない。
バランス感覚や東西南北を感じる感覚、敵や危険を察知する感覚など、5感では説明ができない感覚を人間は研ぎ澄ませ育てることが可能だ。

種が土の中で天地を感じ、下に向かって根っこ張り、上に向かって茎をのばすよう、人間にも重力を感じる力がある。
重力を感じられると自然と抗力が働き、楽に上に伸びる力が産まれる。

グラウンディング感覚とはどんな感覚だろう?
経験の浅いヨガの先生がクラスで「はぁい、足から根っこが張って地球とつながりまーす」と指導して、
そこに繋がりを感じられている生徒さんは本当にいるのか、いつも疑問だ。

イメージは大切だ。でもグラウンディングはイメージだけではなく、実際に感覚としてあるものだ。
また決してグイグイと足を床に押し付けて修得するものではない。

やっぱり「脱力」が肝
僕のクラスの共通テーマではあるが、「脱力」こそがグラウンディングの礎だ。
鎧をまとった状態では、意識を内側に向けることが難しく、グラウンディング感覚も鈍い。

脱力をして初めて足が床にズシッと落ち、その重みが身体の基礎となる。
基礎の無い家が弱いのと同様に人間の姿勢(ポーズ)にも基礎が必要だ。

感覚の体得は練習から
グラウンディングを感じたい方は是非練習に来ていただきたい。始めはちょっと感じるだけかもしれない。でも練習していくうちに体に基礎と重心と軸を感じられるよる、今までと違った「感覚」が身体の中で目覚めだす。グラウンディングを身体で感じると自然と心も地に足がついた、ぶれない生活へ変化していく。

是非一緒にグラウンディング感覚を養いましょう 🙂
言うほど難しいものではないんです 笑

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